約10年前(2007年頃)に突如耳の後ろが痒くなり、それからずっと悩まされ続けてきた『脂漏性皮膚炎』。
先日より改めて治療に専念してみたところ、回復方向へ向かい始めてテンションが上がっています。
▼治療開始一週間後
10年間、脂漏性皮膚炎を治療しなかった理由
約10年前(2007年頃)、突如左耳の後ろが異常に痒くなり始めました。
「気のせいだろう」と気に留めず生活を続けていると、次第に右耳の後ろも痒くなってきました。
常に掻いている状態で、薄い皮膚がポロポロと剥がれ落ちるし、何よりも痒みに耐えきれなくなって皮膚科に駆け込みました。
その時の先生から診断されたのは『脂漏性皮膚炎』。
さらに、その際に先生から聞いた言葉がショックでした。
「脂漏性皮膚炎を治すのは非常に難しい。根気よく薬を塗り続けて、上手に付き合っていくこと。」
この言葉を聞いた僕は「そうか。完治しないんだ…。」と、自己判断してしまいました。
完治しないものと解釈したまま、その当時に処方していただいた塗り薬を使うと確かに症状は治りましたが、やはり「完治しない」ということが引っかかっていたので、治療しようがしまいが結果は一緒ではないかと思い、いつしか患部に薬を塗ることを止めてしまいました。
その後、当然症状が快方に向かうことはありませんでしたが、特に患部も広がることがなかったため、基本的には「何もしない」状態で放置していました。
するとなぜか、いつの間にか奇跡的に右耳の後ろは完治していました。
左耳の後ろもいずれ良くなるかもしれないと思い、今まで治療らしい治療はしてきませんでした。
治療を開始した理由
放置し続けた左耳の後ろは相変わらず患部は赤くただれたような状態で、耳たぶや耳のふちあたりまで痒みを感じるようになって、明らかに患部が広がっていることに気づきました。
患部が広がっていることに加え、痒みが増していて、掻きすぎて出血することも。
自分で鏡を見ると正面からは患部がほとんど見えないため、自分自身では気にならなかったのですが、他人が見ると痛々しいためかなり不快な思いをさせているな、とも思い始めてきました。
近所に新しい皮膚科ができたこともあり、思い切って病院に行ってみました。
今お世話になっている先生によると…
- (やはり)脂漏性皮膚炎であろう
- 念のために『カビ』が原因か調べたが問題なし
- 長期の罹患期間なので治療には時間がかかる
- 治らないことはないはず
「治らないことはないはず」の先生の前向きな言葉を信じて、治療に積極的に取り組むことに決めました。
使用している薬
塗り薬と飲み薬を処方されて、用法用量を守って続けています。
▼マイザー軟膏0.05%(ジェネリックかも?)
▼ルパフィン錠10mg(ジェネリックかも?)
冒頭に挙げた通り、治療開始一週間(!)で、早速効果がありました!
薬のおかげか痒みは一切感じず、患部を掻いていないことが功を奏しているようです。
治療前の写真を残していないので、変化が分かりづらいのですが、家族曰く「雲泥の差」だそうです。
今後について
治療開始してから数週間経ち、飲み薬を飲まなくても痒みは感じていません。
先日経過観察で通院したところ、状況は良くなってきているので、弱い塗り薬を処方されました。
まだ薬局に行けてないので、新しい薬を使用できていませんが…
完治まで時間がかかるとしても、乗りかかった船として引き続き治療を続けていきます。
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