“「エスター」を凌ぐ衝撃のラスト!!”というキャッチコピーに惹かれて、『ネスト』を観てみました。
あの『エスター』の名を引っ張り出すとは、なかなかの自信のようです。
同じホラーでも2009年のケビン・コスナーデビュー30周年記念作品である『ネスト』とは違いますので、お気を付けください。
感想
設定の描写が薄いので、観ているだけではいまいちキャラが掴みにくいかもしれません。
僕の場合は、DVDを借りた際にジャケットの裏を見てあらすじを確認していたので、理解が早かったです。
可能であれば、鑑賞前にあらすじの確認をされることをおすすめします。
残念な点としては、ストーリーの持って行き方がやや強引過ぎるし、全員が「ちょっと鈍感すぎないか?」と、悪いホラー映画のベタさが全面に出てしまっています。
尺をもっと長く丁寧に仕上げたなら、より良くなりそうな感じがします。
タイトルの『ネスト』は英語で「巣」であり、観終わってみて“なるほど”と理解できました。
そして、個人的には『エスター』は凌いでませんでした…
主人公のお姉さんの演技は素晴らしく、これは一見の価値あり。
スペイン/フランスの合作で、音声が聞きなれないスペイン語の為やや耳障りに感じたので、珍しく日本語吹き替えにしようと思いましたが、DVDには日本語吹き替え未収録でした。
日本語吹き替えでしか観られない方は要注意です。
まとめ
Musarañas (2014) / ★★★☆☆
邦題:ネスト
公開日:2014年9月4日
監督:フアン・フェルナンド、 エステバン・ロエル
出演者:マカレナ・ゴメス、ウーゴ・シルバ、ルイス・トサル
上映時間:1時間35分
コメント