ゲームの「音」がリアルになってて現実と区別がつかない

今年も気づけば7月に入り、暑い日が続く季節がやってきました。
個人的には、どう頑張っても自力のみでは我慢できない寒さのある冬よりも、暑くてもなんとか耐えることのできる夏の方がまだマシです。
しかし、そんな夏でも唯一耐えられないヤツがいます。

それはぶ〜んぶ〜んと素敵な音色を耳元で囁くアイツ、「蚊」です。

他の人は平気そうなのに、なんで自分だけ?
何か悪い事した!?何かの罰なの!?
ヤツら、絶対に意識的に嫌がらせのようにやってきているとしか思えない…と、殺意を覚えます。

さすがにまだ7月なので、ヤツらの絶対数は少なく、まだ若干安心して窓を開けて生活をしているわけです。

それなのに、突然ヤツらが全盛期のフルパワー状態で僕の耳元を攻め立ててきたのです。

バトルフィールド ハードライン

先日PlayStation®Storeのセールにて432円で購入した、バトルフィールド ハードライン。
警察と犯罪者をテーマに、日本語版では吹き替えに声優を起用しており、エピソード形式で「予告」もあり海外ドラマさながらに楽しめる本作。

魅力的なストーリーにどっぷりつかるためにBGMや音声がよく聞こえるよう、テレビのボリュームを上げてプレーすると、突然起こる爆発音などの効果音が爆音となってびっくりします。
そんな爆音を響かせてプレーすると家族の迷惑になるので、イヤホンをして世界観に浸りながらプレーに没頭していました。
この暑い時期に、窓とドアを開けて夜中にプレーするとなると、なおさら。

昨今のゲームはグラフィックは当然として、音にも力が入っており、自キャラの位置や向きによって環境音や効果音の定位置が変化するなど聴覚的にもリアリティが増しています。
特に、イヤホンをしているとステレオ感が半端なく、例えば右から話し声が聞こえるので自キャラを右に向かせると、他キャラクターが自キャラに話しかけていた、など。

それはマイアミの沼地で起こった

ストーリーを進めていくと、アメリカ・マイアミのとある沼地がステージとなりました。
熱帯で、小さな虫が飛び交い、沼地には野生のワニが生息しているという、ゲームと分かっていても「いかにも」なリアルさ。

集中してプレーしていると、耳元で素敵な音色がぶ〜んぶ〜んと…

ああ、しまった。窓を開けているから蚊が入ってきたのか。ポーズして窓を閉めよう。

窓を閉めてプレーを再開しても、再びぶ〜んぶ〜ん…
無意識に耳元を手で扇いで追い払うも、一向に鳴り止まない。

一度部屋に入り込んだらなかなか逃げないよな、逃げ道ないもんな、でももっと入ってきたら嫌だから、やっぱり窓閉めて正解か。

そして、ふと…
ん?おお!これはゲーム内の音か!

いい加減、部屋に入ってきたヤツを退治するため本腰を入れようと、イヤホンを外した瞬間に気付きました…

あまりの「音」のリアルさに、すごいと思った瞬間でした。
あの嫌な気分を体験したい時には、これ以上のものはないかもしれません。(誰が体験したいんだ)

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