光デジタル出力(S/PDIF)がないPS4(CUH-2000)で、サラウンドを楽しむ為に、HDMIからデジタル音声出力を分離するアイテムを購入しました。
やはり映画はデジタルサラウンドに限る、と改めて納得させられた製品でした。
メーカー | AUKEY |
---|---|
製品名 | HDMI音声分離器AUKEY HA-H10 |
価格(Amazonにて購入時) | 4,099円 |
HA-H10を選んだ三つの理由
AUKEYというメーカー
HDMIから音声を分離するアイテムは、Amazonを覗けば多数ありますが、僕が『HA-H10』を選んだ理由の一つはメーカーが「AUKEY」だからです。
同じ中国のメーカーである、モバイルバッテリー等でお馴染みの「ANKER」のパクリのようなメーカーと思われがちですが、実はAUKEYの方が先に創業していて、品質も悪くないようです。
USB給電の利便性
HDMIから音声を分離するアイテムをいくつか見ると、給電する電源がどちらかで分かれています。
- アダプタ
- USB
個人的にはかさばるアダプタは好きではなく、給電する電圧があまりにも高くないのであれば、全てUSBにしてほしいと思っています。
また、アダプタだとケーブル一体型になってしまうので、ケーブルの取り回しが面倒ですし、万が一断線してしまったら代替品を準備することが難しいです。
一方、USBだとテレビ周りに給電ポイントはいくつかありますし、今回はPS4と併せて使う予定なのでPS4を給電ポイントにし、さらにはPS4の電源と連動させれば使うときだけオンすることができて、あたかもPS4と一体化しているかのように扱えます。
シンプルなデザイン
小さなモノなので主張はそれほどではありませんが、シンプルなデザインであるということも選んだポイントの一つです。
パッケージもシンプル。
開封の儀
小さな箱から開けると、本体がお目見えします。
全ての同梱物はこちら。
- 本体
- 給電用USBケーブル
- マニュアル
- 保証書?
iPhone 4Sよりもコンパクトです。
四方全てになんらかのスイッチや入力端子が配置してあります。
背面は文字等のプリントのみ。
必要なケーブルを挿すだけの簡単配線
配線するポイントとしてHDMIケーブルが2本必要です。
- HDMIケーブル×2
- USBケーブル×1
- S/PDIFケーブル×1
ノイズが酷い!
さぁ、配線も終わったし、DTS収録のDVDを準備してスイッチオン!
ザザザ!バババ!ダダダ!
あまりにも酷いノイズでとても聞けたものではありませんでした。
これは何かがおかしいと思い、電源を落として、改めて配線を確認しました。
すると、一点だけ挿しこみが甘いケーブルがあったので、しっかりと挿しこんでスイッチオン!
さっきのノイズが嘘のように、クリアに聞こえました。
Amazonのレビューでは、『HA-H10』に限らず類似品でも「ノイズが酷い」といった書き込みがありますが、もしかしたら僕のように単純に配線が悪いだけなのかもしれません。
商品は悪くないかもしれないのに、一方的にマイナスなレビューをされてしまうのは、ちょっと悲しいですね。
音が前後左右に飛び交う!
『HA-H10』を通してDVDでもBlu-rayでも、DTS収録された映画サラウンドを楽しめています!
アンプにもバッチリとDTSと表示されています。
最近のBlu-rayではDolbyにしろDTSにしろ、上位互換であるDolby AtmosやDTS-HD Master Audioで収録してあるので、僕の古いサラウンドシステムにはオーバースペックなフォーマットです。(そもそもS/PDIFではHDオーディオ信号を送れないわけですが)
それらのフォーマットに合わせてしっかりと音の演出がしてあるので、下位のDolbyやDTSでも立体的な演出を堪能できます。
PS4の音声出力設定(本体及びプレーヤー)はPCMではなく、ビットストリームにすることをお忘れなく!
コメント