先日、友人たちと忘年会をした時に「今年買ったもので一番良かったものは?」という話題をしました。
みんな一通りう〜んと考えたところで、一人ひとり答えがでてきました。
とある友人は『車』。
とある友人は『小型プロジェクター』。
とある友人は『キャンプ用ベッド』。
とある友人は『ネット接続できるテレビ』。
僕は『Fire TV Stick』。
すると友人たちは「それはなんだ?」と一斉に興味を示して、僕のプレゼンの開始です。
Fire TV Stickってなに?
そもそもFire TV Stickってなんなんだ?
商品名にTV(テレビ)って付いている以上、テレビに接続するものだとは思うけど…
ググると詳細に説明してあるサイトがあると思うので細かいことは省き、友人たちには簡単に説明しました。
- 5,000円程度で安い
- Amazonが作ったハードウェアでテレビにHDMI接続して使う
- Amazonプライム会員ならプライムビデオやYouTubeやAbemaTVがテレビで見られる
Fire TV Stickのメリットってなに?
Fire TV Stickを使うメリットってなんなんだ?
比較的ITに精通しているお前が使っているんだから、良い物なんだろうけど…
- とにかくすぐに使える(ノンストレスで使える)
- ネット動画がテレビで見られる
- 少し古いテレビでもスマートテレビに早変わりする
さすがに、これだけの情報だとメリットが伝わらなかったので、個々のメリットを少し深掘りして説明しました。
とにかくすぐに使える(ノンストレスで使える)
Fire TV Stickは、基本的にはネット・電源を繋ぎっぱなしになるので、テレビの外部入力を切り替えるだけですぐに使えます。
なんらかのハードウェア(HDDレコーダーやゲーム機など)であれば、電源オンにしてシステムが安定するまでしばし待つ必要があると思いますが、基本的につけっぱなしであるFire TV Stickは使いたい時にすぐに使えます。
しかし厳密に言うと、使わないときはスリープモードになるので、スリープモードからの復帰に2〜3秒はかかります。
つけっぱなしなので消費電力が気になるところですが、スリープモードだとほとんど電力を消費しないとのこと。
仮に24時間稼働させたとしても、24時間で1円程度の電気代であろうとの試算もあるようです。
すぐに使えるのにエコである、優れものです。
ネット動画がテレビで見られる
Fire TV Stickを使えば大画面テレビでAmazonのプライムビデオが見られることはもちろんのこと、有料ネット動画の代表どころであるNetflix・Hulu・dTVなどが見られ、無料ネット動画ではYouTube・AbemaTV・Twitchなどが見られます。
「プライムビデオをiPadで見てたよ…」と言っていた友人は、大画面テレビでプライムビデオを見ることができるようになると知っただけで、即買いを決めていました。
AbemaTVがFire TV Stickに対応したことは大きく、ちょっとした暇つぶしにはもってこいです。
別の友人は、子どもがアニメを見るためにCSを契約していると言っていましたが、内容はともかくAbemaTVで24時間アニメをやっているので、CSを解約すれば月々のコストが下がるはずです。
というか、Amazonのプライムビデオにもアニメはたくさんあるので、それを見ればいいじゃんということで、もはやCS業界はピンチだよねって話をしました。
プライム会員(年会費):3,900円
CS利用料(月額約3,000円×12ヶ月):36,000円
コンテンツ次第ではありますが、個人的にはCSの月額費を払うくらいなら、複数の有料ネット動画サービスに加入した方がお得だと思っています。
スポーツ好きな人にもDAZNというサービスがあり、DAZNはFire TV Stickにも対応しています。
少し古いテレビでもスマートテレビに早変わり
Fire TV Stickには小型のリモコンが付属していて、アプリを使えばスマホをリモコン代わりとして使うこともできます。
さらに、テレビのHDMI連動機能を使えば、テレビのリモコンでFire TV Stickの操作が可能になります。
僕が使っている2008年発売のSONY BRAVIA KDL-32F1という古いテレビでも、テレビ付属のリモコンでFire TV Stickの操作が可能なので、最近のテレビであれば問題ないのではないでしょうか。
上記の「とにかくすぐに使える」にも繋がりますが、使いたい時にリモコンでテレビを外部入力に切り替えてそのままそのリモコンで使える、ということが便利でこの上なく、ネット対応していない古いテレビでもスマートテレビさながらの機能を有することが可能になります。
まとめ
Amazonプライム会員ならばFire TV Stickを使わない理由がなく、おまけに約5,000円とコスパが良いので即買いである、という結論です。
ちなみに、僕が持っているのはFire TV Stickという下位版であり、上位版にAmazon Fire TVがあります。
お金を出せるなら4K再生できる高性能な上位版をどうぞ、となりますが、上位版は小型とはいえ設置スペースが必要となることも考慮が必要です。
Fire TV Stickであれば、テレビのHDMI端子に直挿しできるので、電源意外の配線及び設置スペースに困ることはないかと思います。
おまけ:Chromecastで良くない?
友人の一人が「Chromecastを持っているから間に合っている。」と言いましたが、それは以前の僕と同じ意見でした。
Fire TV Stickを買う以前に既にChromecastを持っていて便利に使っていましたが、今はほとんど使っていません。
違いを簡単に説明するには難しいのですが端的に言うと…
Chromecast | 単体で動作しない |
---|---|
Amazonプライムビデオが見られない | |
Fire TV Stick | 単体で動作する |
Google Play ムービー&TVが見られない |
Chromecastは、PC/Mac/スマホなど、命令を送る(Castする)なんらかの端末があることが前提となります。
Chromecastでもネット動画を見ることはできるのですが、「端末からCastする」というワンクッションが煩わしいのです。
また、各々の会社の動画サービスを封印しているという点も注意が必要です。
よって僕は、Google Play ムービー&TVを見る時のみ、Chromecastを使用しています。
各々の設計思想が違うので、モノ自体も違って用途も違うということです。
自分の用途に合っていればChromecastでも問題はないと思います。
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