【映画】I am ICHIHASHI 逮捕されるまで

2016年のディーンフジオカブームにて、存在を知った『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』。
ディーンフジオカの演技、市橋達也の逃亡劇が気になっていて、いつか観ようと思っていました。
しかし、レンタルビデオショップに行く度に、それを借りようというのをすっかり忘れてしまっていました。
そんな時、Amazon:プライム・ビデオのラインナップをなんとなく見ていると、なんと発見!
これは観るしかない…!

感想

まず、内容がどうとかではなく、やたら音量が小さい!
役であるからかと思うが、ディーンフジオカもはっきりと喋らないので、何を言っているのか全く分からない。
テレビやアンプのボリュームを上げるのではなく、イヤホンを使うことでこの問題に対応しました。

この映画を見て、「事件自体は大まかに知っていたけど、市橋達也って逃げてた間はこんな風に過ごしてたんだ。」と、市橋達也の逃亡劇について事件後初めて知りました。
とても残忍な事件で、市橋達也がとった行動は許されるものではないと改めて思った反面、市橋達也が「生きることに必死だった」ということも分かりました。
逃亡劇と市橋達也の心情をテンポ良く織り交ぜていますが、ドキュメンタリーとしてなら「過去や背景」が描かれていなくリアリティが足りないし、映画としてなら「バレるかも」といったハラハラ感がもっと欲しいところ。

それにしても、ディーンフジオカが男前すぎて、ちょっとこの作品には合わないかな…。
ご自身で本作品の監督もされていますので、これはなんというかご自分のエゴなのかな、と思います。
作品の目線が市橋達也に向かれているので、これを被害者のご遺族がご覧になられたら…と、この作品自体の存在を肯定しかねます。

まとめ

I am Ichihashi: Taiho sareru made (2013) / ★★☆☆☆
邦題:I am ICHIHASHI 逮捕されるまで

公開日:2013年11月9日(日本)
監督:DEAN FUJIOKA
出演者:DEAN FUJIOKA、仁科 貴
上映時間:1時間23分

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