人は、免許を取得したての頃、新しく車(特に新車)を買った時、誰に言われるまでもなく自然と丁寧に愛車を洗車します。
オートバックスやイエローハットに足を運び、バケツ、スポンジ、シャンプー、ワックスなど、大枚をはたいて洗車グッズを買い揃えます。
新たな洗車グッズが発売されたらすかさず購入して洗車をし、綺麗になった愛車にうっとり…
僕にもそんな時代がありました。
手洗い洗車は面倒だ
いつからか、気が向いたらガソリンを入れたついでに洗車機に通して洗車完了、としてしまうようになりました。
車は好きですし、愛車を大切にはしているのですが、やはり洗車は面倒なんですよね。
水源が必要
まず第一に、水源が必要です。
可能であれば長いホースで直接車に水をかけられる状況が望ましく、少なくともバケツ数杯の水を準備する必要があります。
僕はアパートに住んでいて、尚且つ少し離れた所に駐車場を借りているので、水源がゼロなんです。
現在の住まい状況から考えると、洗車をできるわけが無いんです。
時間がかかる
シャンプーで水洗いして、水で流して、大まかに水分を拭き取って、ワックスをかけて、最後に乾拭きをして仕上げる。
もう、重労働です。
しっかりすると軽く2〜3時間コースとなってしまい、休日がほとんど潰れてしまいます。
おまけに車外を仕上げるのみで疲れてしまって、車内をやろうという気になりません。
コストも必要
買い揃えた洗車グッズに加えて、水道代もバカにはなりません。
洗車をする水はもちろんのこと、使った後の洗車グッズ自体を軽く洗うのにも水は必要です。
先日も、自治体より水道代値上げのお知らせがありました。
一回の洗車あたりのコストは意外とかかっているかもしれません。
本当は洗車機に通したくない
自分で洗車ができないししたくないから、仕方なく洗車機に通していましたが、本当は嫌なんです。
手洗い洗車には勝てない
洗車機に通した後は一見すると綺麗なんですが、細かい所は洗えてないんですよね。
汚れが酷い時に洗車機に通すと、一歩間違うとツートンになってしまいます。
最終的に雑巾などで拭き取り兼手洗いをするような形となって、あまり意味がない気がしてきます。
傷がつきそう
例えば、洗車機のブラシの毛先がソフトじゃなかったら…
例えば、洗車機のブラシに何らかの金属片が絡まっていたら…
そうであれば、もはや高速回転で車に傷をつけるマシーンと化してしまいます。
今までそういったことを経験していないので大丈夫だとは思いますが、ふとそんな事を考えてしまうんです。
これは根拠がないので憶測にも満たないのですが、ブラシをある程度の力で押し付けて高速回転しているので、なんとなくヘッドライトのクリア塗装の剥げを早めている気もします。
意外と時間がかかる
洗車機って、意外と待ち行列があって、待っていると長いんですよね。
フルコースする人もいたりするので、待ちに待って終わってみたら30分以上かかってしまった、ということもあります。
サッと終わらせたいから洗車機に通したいのに、時間がかかるなら自分ですれば良かったかな、と思うことも。
手洗いに近いおすすめの洗車のやり方
前置きが長くなってしまいましたが、先日試した洗車のやり方が意外と良かったのでご紹介します。
準備するもの
フクピカ12枚入り4.0
洗車&ツヤ出しって書いてあるものです。
正直、この手の商品は信用していませんでした。
きちっと手洗いをしてきた身としては、こんな物で綺麗になるものか、と。
手洗いをしていた時代は使用を避けてきたのですが、もはや洗車機に通してしまっているので、大差はないかなと思って試してみました。
水なしでいけるっていうのも、個人的にはポイントでした。
そして、使ってみると意外と良い!
洗車のやり方
フクピカを使って、車のボディを拭き上げます、以上。
簡単に言うと本当にこれだけです。
ポイントは、フクピカをケチらないことです。
公式サイトによると、中型車には2〜3枚で拭き上げ可能と書いてありますが、そんな枚数では足りません。
- 屋根:3枚
- ボンネットからフロント周り:2枚
- バック周り:2枚
- 右サイド:2枚
- 左サイド:2枚
- 予備または車内:1枚
中型車で、最低でもこれだけ必要なので、1パック丸ごと使います。
1:汚れを浮かせる
各々のセクション毎に、まずは1枚目で大まかに拭き取って汚れをシートに吸収させます。
吸収と聞いて変に思うかもしれませんが、試しに使ってみると分かると思います。
すぐに汚れでシートが真っ黒になります。
シートが黒くなっても最初の1枚目で、とにかくセクション全体を拭き上げます。
屋根に関しては、汚れが焼き付いて落ちにくい場合があるので、他のセクションとは違って2枚使用して拭き上げます。
2:ワックス効果で仕上げる
1枚目でおおよその汚れが落ちているので、2枚目で綺麗に拭き上げます。
シートが汚れてきたら綺麗な面に変えて拭き上げますので、シートの汚れ具合と綺麗な面とのペース配分に注意してください。
とはいえ、多少シートが汚れていてもこの段階ではボディは十分綺麗になっているはずなので、実はあまり気にしなくても大丈夫です。
ご自分が納得いくまで吹き上げて終了です。
上記の2つのステップを、セクション毎に繰り返すだけです。
各セクションが終わったら、予備の1枚でドアを開けたところや、ボディ全体を吹き上げると良いと思います。
シートなので細かい箇所も洗車できるのが良いですね。
今まで全く洗車しなかった、給油口周りも手軽に洗えました。
この洗車のやり方のメリット
食わず嫌いとは恐ろしいもので、フクピカ恐るべし、です。
もっと早く使ってみれば良かった、と思わせられた商品です。
水源は必要なし
シートはしっかりと厚手だけどもソフトなタッチで、ウェット感も十分にあってこれなら水なしでもいけると、良い意味で期待を裏切られました。
サッと拭く程度では乾燥しないので、シートが真っ黒になっても汚れを浮かすには十分使えます。
ただ、熱い夏場だとさすがに乾燥が早いと思うので、夕方など涼しい時間帯の方がいいかもしれません。
水を使わないので、ドアを開けたスカッフ周りも気兼ねなく洗えます。
時間はそこそこかかるが長時間ではない
しっかりとボディ全体を洗車したとして、中型車で約1時間くらいでした。
洗い〜ワックス〜吹き上げまでをぎゅっと凝縮して行えるので、通常の洗車に比べるとかなりの時短です。
疲労感も通常の洗車と比べると軽いものです。
車の大きさや丁寧さで変動すると思うので、この辺りは自分なりのペースを見つけると良いのかな、と思います。
コスパ良し
僕はフクピカをドンキで買ったら、約500円でした。
水を使わないので水道代はゼロ。
水+スポンジ+シャンプー+ワックス、全てが揃ってこの価格です。
今まで洗車にかけた金額はなんだったんだと言うくらい、驚きのコスパです。
最後に
これだけ熱く語っておきながら、写真を撮るのをすっかり忘れており、写真が一枚もなくてすみません!
次回の洗車時には撮影して、この記事に追記したいと思います。
安い・早い・綺麗!なこの仕上がりには個人的に大満足なので、洗車の頻度が上がりそうです。
洗車の頻度をあげて、愛車をピカピカな状態でキープしてあげたいですね。
ちなみに、車が綺麗になる代わりに指先が真っ黒になってしまうので、気になる方は手袋することをおすすめします。
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