ついに発売された、日本語で書かれたDrupal 8の技術書「Drupal 8 スタートブック―作りながら学ぶWebサイト構築(Think IT Books)」。
Amazonから届いたのでさっそくパラパラと中身を見てみました。
Drupal 8 スタートブック―作りながら学ぶWebサイト構築の目次
- はじめに
- 第1章 Drupal8の基礎知識とインストール
- 1.1 Drupalについて
- 1.2 Drupalで制作された有名サイト
- 1.3 本書で制作するサンプルサイトの概要
- 1.4 Drupal 8のインストール
- 1.5 テーマを入れ替えてデザインを変更する
- 第2章 コンテンツの定義とカテゴリーの作成
- 2.1 コンテンツタイプとは
- 2.2 コンテンツタイプ「基本ページ」でページを作成
- 2.3 カスタムコンテンツタイプの作成
- 2.4 コンテンツ「新着情報」の作成
- 2.5 コンテンツタイプ「製品紹介」の構造
- 2.6 「製品カテゴリ」タクソノミーの作成
- 2.7 コンテンツタイプ「製品紹介」の作成
- 2.8 コンテンツタイプ「製品紹介」を使ったページの作成
- 2.9 コンテンツタイプ毎のユーザー権限設定
- 第3章 コンテンツ一覧ページの作成
- 3.1 Viewsとはなにか?
- 3.2 Viewsで新着情報の一覧を作成する
- 3.3 Viewsで「製品紹介」コンテンツを表示する
- 3.4 レスポンシブWebデザインに対応させる
- 第4章 ブロックレイアウトとコンタクトフォームの作成
- 4.1 コンタクトフォームの作成
- 4.2 ブロックレイアウトの基礎知識
- 4.3 カスタムブロックの作成
- 4.4 「ブロック」をリージョンに追加する
- 4.5 ブロック以外のレイアウト方法
- 第5章 コンテンツの翻訳と多言語設定
- 5.1 本章で実装する多言語機能
- 5.2 多言語サイト構築に必要な設定
- 5.3 サイトに翻訳文を追加する
- 5.4 Viewsを翻訳する
- 5.5 タクソノミータームの翻訳
- 5.6 コンテンツの翻訳
- 5.7 表示言語のコンテンツのみを表示する
- 第6章 モジュールのインストール、ユーザー作成と権限の設定
- 6.1 拡張モジュールについての説明
- 6.2 Simple XML sitemapモジュールのインストール
- 6.3 Simple XML sitemapモジュールでXMLサイトマップを作成する
- 6.4 モジュールページの情報を確認する
- 6.5 ユーザーの追加と権限の設定
- 付録A 各種情報ソースとコミュニティ活動
- 付録B Twigテンプレートに関する基礎知識
- 付録C Twigテンプレートの命名規則
- 付録D Drupal 8.xマイナーバージョンアップの追加機能
- 付録E 主要モジュール一覧
- 索引
まとめ
ここ数ヶ月のあいだDrupal 8でのサイト構築についてかなり学習をしているので、はっきり言って知っていることばかりでした。
また、この書籍自体が以下のサイトを再編集したものとなりますので、ざっと一通り目を通して手を動かされた方には不要かもしれません。
初心者でも挫折しないゼロから始めるDrupal 8入門 記事一覧 | Think IT(シンクイット)
とは言え、すぐに確認したい時などは、手元に書籍として置いておくと便利ですね。
初学者には極めておすすめで、とっつきにくいDrupalのキホンが理解でき、簡単なサイトであれば制作できるようになるかと思います。
個人的にはDrupalのキモはViewsだと思っており、Viewsの概念理解やそれに伴ってDrupal自体の設計思想の理解を深めるにもおすすめです。
僕のようにある程度学習をされた方には、巻末の付録が有用です。
このあたりをもっと詳しくまとめた書籍が欲しいな!と切に願います。
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