教育と成長の違いを分かっていて言っているのだろうか?
※ここでいう成長とは、子供が大人になる生物学的な成長ではなく、内面的な精神面の成長のことです。
- あなたのために言っている
- 彼・彼女のためにあなたに言っている
- 誰も言わないから言っている
- あえて厳しいことを言っている
こんな風に言われたところで、そもそも言われている本人が「指導されている、教育を受けている」という自覚がなければ、ただの小言にしか聞こえないんじゃないかな、と思います。
著名な方の講演だろうと、興味があって聞く耳を持って参加しなければ、吸収率が全く違うのと同じようなことです。
- ピンチになった時
- 失敗して恥をかいた時
- 自分を良く見せたい時
など、「なんとかしないとヤバイから頑張る」という状態に陥った時に、自ら必死で頭を悩ませて頑張ったり、それこそ指導されたり教育を受けて、成長をするんじゃないかなって。
成長とは、対象者ができなかったA地点から、できているB地点に進んだということ。
指導する・教育する側が強制的にレールに乗せて、A地点からB地点に行かせるものではない。
指導する・教育する側がすべきことは、そのレールに乗せるよう道標を作ってあげること、そして促すこと。
- 自分のレールを走ってきたけど、もしかしたら、このままだとヤバイかもしれない
- あっちのレールに乗ったら明るい未来が待ってそう
- 方向は同じでもあっちのレールに乗った方が早そう
と気づきを与えてあげることで、自ら成長するよう頑張って動き、指導する・教育する側の言うことも素直に聞くのではないだろうか。
容易なことではないけれども、不可能ではない。
まずは、指導する・教育する側のエゴとならぬよう、相手の気持ちを敏感に感じとらなければならない。
ふと思ったことがあったので、今の考えを書き残してみました。
数年後に読み返すと、また違った考えになっているかもしれません。
その時は、何かしら自分も成長をしている、ということなのでしょう。
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